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イタリアのエコオーガニックシャンプーHC+Proのオフィシャルブログです。


by hcpluspro
皆様こんにちは。

中の人が体調を崩してしまい先週はブログを更新できずにおりました。

いわゆる「胃腸風邪」というもので、ノロウイルスなどに代表される感染性の胃腸炎です。
11月~4月が例年流行する時期だそうですので、ぎりぎり引っかかってしまったようです。

ノロウイルス=生牡蠣とかで運が悪いとあたる?くらいのイメージしかなかったのですが、
実際には必ずしも食べ物から感染するものではないとお医者様がおっしゃっていました。
こまめな手洗いをするだけでも予防にはかなり効果があるそうです。
冬に限らず、日ごろの手洗い・うがいは思っている以上に大事なものなのだと実感しました。

それではそろそろ本題に入りましょう。
今日は前回に引き続き「オーガニックシャンプーをもっと快適に」の第2弾です。

前回の記事ではオーガニックシャンプーでよく言われる泡立ちの悪さ対策についてご紹介しました。
今回はオーガニックシャンプーでよく言われる2大お悩みのうちのもう1つ、きしみへの対策についてご紹介していきます。

さて、まずしょっぱなから本末転倒なことを言って申し訳ないのですが、

きしみを0にする方法はありません。

以前の記事でもお話ししたのですが、シャンプーはそもそもきしむものだからです。

というわけですので、きしみを全くなくす方法ではなく、きしみを軽減するためにはどうしたらいいか?という観点でお話ししていきます。


まず1つ目。

1. とりあえず使い続けてみる。

いちばん原始的な(?)方法です。
ダメージを受けていればいるほど、オーガニックシャンプーの使い始めはきしみます。
それは「感触剤が入っていないから」という理由以外に、「傷んだ髪はキューティクルがはがれたりして乱れているから」ということがもう1つの理由として挙げられます。
初めのうちはきしむ感覚に慣れないかもしれませんが、まず目安として2~3週間、使い続けてみて下さい。
髪が本来の健康な状態を取り戻していき、きしみも軽減されていきます。

次に2つ目。

2. 水道水中の塩素を取り除くシャワーヘッドを使う。

水道水中に含まれる塩素も髪がきしむ原因になります。
水道水中の塩素は水中の有害な微生物などを殺菌する目的で入っており、役に立つものではあるのですが、髪や肌にはダメージになるもものです。
髪につくとキューティクルを傷つけてしまうので、きしみを強める原因になります。
家電量販店などにいろいろな種類のシャワーヘッドがあるので、お手頃なものから試してみるのもいいかもしれません。

最後に3つ目。

3. シャンプー前にオイルを使う。

少し手間は増えますが特にダメージヘアの方には有効な方法です。

シャンプー前、髪が乾いた状態でブラッシングをした後にオイル(つばき油、あんず油、ホホバオイルなどお好みのものを)を毛先と頭皮に薄くつけます(余裕があれば頭皮をマッサージしてあげるのもいいと思います)。
※オイルは必ず天然のものを使いましょう。

そしてもう一度ブラッシングをしてオイルを髪全体に行き渡らせた後、それからそのままシャンプーをしてもいいですが、ここで蒸しタオルを頭に巻いて5分~10分ほどおいてからシャンプーをしてあげるとさらに効果的です。

このケアはきしみ対策としてだけではなく、週に1回くらいスペシャルケアとして取り入れてもよさそうな方法ですよね。


いかがでしたか?

こうして挙げていくと「ちょっと面倒…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
オーガニックシャンプーを気に入ってお使いの方がほぼ口をそろえておっしゃるのが、

「初めはきしみが気になったが、使い続けていくうちにそれが普通になっていった」

ということです。
長年いわゆる「市販」のシャンプーを使い続けていた方がほとんどかと思いますので、
急にがらりと違うものに変えると初めのうちはなかなか慣れないかもしれませんが、
一度オーガニックシャンプーに慣れてしまうと手放せなくなりますよ!
# by hcpluspro | 2011-04-12 11:42 | シャンプーの話
そろそろ九州や四国のあたりでは桜が咲き始めているようですね。
東京ももう少しするとお花見シーズン!と思いきや、井の頭公園や上野公園などの公園では貼り紙やHP上で宴会の自粛が呼び掛けられているそうです。
分からないでもないですがちょっとさみしいですよね。。。

話は変わって、4月10日には東京都の都知事選がありますが、こちらも選挙の日が迫っているとは思えないほど静かで、選挙カーも街頭演説も見かけません。各立候補者の方が自粛されているそうですね。
露出によるアピールが選挙活動の選択肢から外れている今、どのように有権者へアプローチするのか気になるところです。

それではそろそろ今日の本題に入りましょう。
今日のテーマは「オーガニックシャンプーをより快適に使うための豆知識」でお送りします(美容師さんやコスメ好きの方、オーガニックシャンプーをもう既に使い慣れている方にはちょっともの足りない内容かもしれません)。今回はその第1弾です。

オーガニックコスメの特集がいろんな雑誌で組まれ、シャンプーでもノンシリコンなどのキーワードが言われるようになり、こうした流れからオーガニックシャンプーに興味をお持ちの方、また実際に使ってみたという方は多いのではないかと思います。

オーガニックシャンプーには、

・さっぱり、すっきりとした洗い上がり
・根元から髪が立ち上がる感覚
・泡切れがいい

などなどいいところがたくさんあるのですが、一方で「使いにくい」というお声もよく聞かれます。
中でも断トツで多いのは

・泡立ちが悪い
・きしむ

この2つです。
今回は、このうち「泡立ちが悪い」という点についての対処法をご紹介します。

オーガニックシャンプーは、泡立ちのいい石油系の洗浄成分を使用していないものがほとんどですので、一般的なシャンプーに比べると泡立ちがいまいちと感じられることと思います。もちろんその分髪や頭皮への刺激が少ない洗浄成分を使ってはいるのですが、だからといってあまりに泡立たないのも困ってしまいますよね。

市販のシャンプーと全く同じように泡立たせることは難しいですが、ちょっとしたポイントに気をつけるだけで使い心地に差が出てきます。


1. 洗髪前にはブラッシングを
洗髪前にブラッシングをすることで、髪についたホコリや汚れを落とし、頭皮の汚れを浮かせてあげることができます。
また、特に髪の長い方は、ブラッシングして髪のもつれをとってあげることで、シャンプー時に髪にかかる負荷を減らすことができるという点でもおすすめです

2. シャンプーをつける前にお湯でしっかり洗う
頭をささっと濡らしてはいシャンプー、なんてことしていませんか?

たかがお湯洗い、されどお湯洗い。
髪の汚れはこの洗いだけで70%ほどが落ちます。
そしてここでしっかりと髪の汚れを落としてあげるとシャンプーをする時に泡立ちがかなり違ってきます。
逆にここできちんと洗っておかないと、シャンプーの洗浄成分がその汚れを落とす方で力尽きてしまい、それが泡立たない原因となるのです。
シャンプーをする前に、1分くらいはお湯で洗ってあげましょう。


いかがですか?
ちょっとしたことなのですが、すぐにできることですよね。
いつものシャンプーより少し気をつけるだけで、快適さが全く違ってきます。
「オーガニックシャンプーを使ってるけどなーんか泡が…」という方はぜひ一度試してみてくださいね。

次回に続く。
# by hcpluspro | 2011-03-29 15:00 | シャンプーの話
皆様こんにちは。

地震の次は原発の問題が日に日に大きく叫ばれていますね。
情報がどんどん錯綜して何が何やら訳が分からなくなってしまいそうなのですが、
自分なりに情報を取捨選択してどのような態度で自分はいるのかを決めていきたいものです。

そして情報を取捨選択することの他にもう1つ大切だと思うことが、
「情報を取捨選択することができる幅が広くない人への情報提供、もしくは自分が決めた方向性への導き」のような気がしています。
例えばインターネット(今日はインターネットで得られる情報がリアルタイムかつ莫大なので、それが欠けるだけでも得られる情報の量は相対的に減りますよね)を利用しないお年寄りの方。
また、お子様がいらっしゃる方はお子様。

先日近所のパン屋さんで店員さんと話していて聞いたのですが、お客様の中でも情報をテレビや新聞のみ、またはそのどちらかに頼らざるをえない方などは、どうしてもそこから得られる情報を見た時に不安になり、その結果本当に危機感を感じて食料を普段よりも多く買いだめたりするのだそうです。
また、物流ルートを混雑させないためには個人的に荷物を送るのを控えた方がいい場面で、スーパーに食料がないからとお子様に食料を送ろうとする親御さんなどの例もありました。

しかしこうした行動もただ単に責めるべきものかというとそうも言えず、もし誰かが「食料はこういう理由でなくなりませんよ」「こういう理由で荷物を送るのは控えた方がいいですよ」と一言伝えることができたら、状況は少し変わるのではないかと思います。

そんなこんなで、「私たち働く世代がしっかり身近な人から支えていかなくちゃね」という話をパン屋さんで延々と話してしまいました。


さて、前フリがずいぶん長くなってしまったのですが、今日は今いちばんニュースを賑わせている話題といえる放射線の話をしたいと思います。

放射線の話とはいっても、私共はそういった関連のプロではなく、あくまで美容メーカーですので、化粧品に関する放射線の話をしていきます。
どちらかというと輸入化粧品の話です。
最近のニュースで言われている、野菜や牛乳に放射性物質が〜という話とはまた別の話です。

HC+Proが取得しているICEAもそうなのですが、ヨーロッパ各国の有機認証の認定基準として、

「原料及び製品に放射線照射は使用しない」

という項目が必ずといっていいほどあります。

放射線というとどちらかというと食品との関連を思い浮かべることが(今の時期でなくても)多いかと思うのですが、化粧品にも放射線との関連性はあるのです。

化粧品では、ガンマ線や電子線などの放射線を用いて製品の滅菌を行うことがあります。
梱包まで施した最終的な製品に行うことができ、梱包形態の制限も少ないなどといったメリットがあります。
放射性物質が残留するということも特にないと言われます。
ですがそれでも放射線というものに対して日本での意識はというと「なるべく避けたいもの」というような認識が強いようです。

また、原材料で放射線照射されたものが使われる例というのは調べた限りでは見受けられませんでしたが、1つ気になるのがEU諸国やアメリカ、カナダ、中国、韓国など、様々な国で香辛料やハーブに放射線照射が認められているという点です(日本では認められていません)。
化粧品にもハーブは使われますね。

実際に放射線照射されたハーブが原料として化粧品に入っているという明確な例は見つけられませんでしたが、そもそも現在の日本の化粧品の輸入制度では原材料に放射線照射されたハーブが使われていたとしてもそれを見分けることができないというのが現状です。
食品の場合は輸入の際にチェックされますが、化粧品ではされないからです。

とはいえ放射線照射の是非については、まだまだ議論されている部分も多く、メリットもあり一概に否定できるものではないように思います。
製品への照射には製品の温度を上げることなく確実に滅菌することができるというメリットがありますし、香辛料やハーブへの照射も、各国が安全性やメリットを考慮したうえで取り入れているものだからです。
実際に放射線照射を何らかの形で使っている化粧品による健康被害などというのも特に聞いたことがありません。

ここまで読んでいくと、

「じゃあ結局どうすればいいの?」

と言われてしまいそうですが、それにつきましては1人1人ご意見が異なってくることと思います。
「安全なら別に気にしすぎても仕方ない」という方もいらっしゃれば、「やっぱり不安なので避けたい」という方もいらっしゃることと思います。
そしてそれはどちらもそれぞれの立場において正しいのではないかと中の人個人としては思います。

ただ、「自分は放射線照射された食べ物や化粧品は取り入れない!」と決めたら、その時はある程度は意識的に情報を集める必要がありそうです。
その点で、ヨーロッパの有機認証を取得している製品は、放射線照射されたものを避けるという観点から見た時に1つの目安にすることができるのではないかと思います。

いつもより堅めの話のうえにやや長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
# by hcpluspro | 2011-03-22 16:33 | オーガニックの話